三鷹市下連雀の乳腺外科、内科、外科、整形外科、消化器内科、泌尿器科の三鷹第一クリニック

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乳腺外来(保険診療)

乳腺外来

乳腺外来のご案内

当クリニックでは、患者様のプライバシーに配慮し、一般外来とは別のフロアになっています。また、個室の更衣室やロッカーもご用意していますので、周りの目を気にすることなく快適にお過ごしできるかと思います。
診療は予約制のため、十分な診療時間の確保を行い、検査内容や診断結果、診療スケジュールを分かりやすくお伝えし、患者様の不安軽減に努めています。

保険診療の対象になる方

☑乳房に痛みがある方
☑乳房にしこりがある方
☑乳房からの分泌物がある方
☑健診等で精査対象の方
☑紹介状をお持ちの方

このような症状がある方は保険診療の対象となります。
無症状の場合は市民検診や乳腺ドックのご利用をお願いします。
乳腺外来はすべてご予約が必要となりますのでご了承ください。

検査方法

  • マンモグラフィ
    マンモグラフィ検査とは、乳房を圧迫板で挟んで押し広げた状態でX線撮影をする検査です。現在、乳癌検診の画像診断ではこの検査が基本とされています。
    マンモグラフィの画像では乳腺組織が白く、脂肪は黒く映ります。
    しこりや石灰化も白っぽく映りますので、このしこりや石灰化を画像で発見できるのが、マンモグラフィの特徴です。
  • 乳腺エコー
    エコー検査とは、乳房に超音波を当てて跳ね返ってきた反射波を画像化した検査です。乳腺が発達した若い世代のしこりや、指で触れてもわからない程度の小さなしこりも発見できるのが大きな特徴です。また、しこりの内部の鑑別や、しこりの形状や境界から良悪の鑑別も可能です。
    メリット デメリット
    マンモグラフィ ■石灰化の発見が得意

    ■40歳以上、特に閉経後の乳がんの早期発見に有効ができます

    ■乳房全体を1枚の画像に残せるので、比較的再現性があり、過去の画像と比較ができる
    ■高濃度乳房の場合、乳がんを見つけにくい

    ■被ばくがあるので妊娠中や疑いのある方は受けられない。
    また、続けて何度も受けられない。

    ■圧迫による痛みが生じやすい
    エコー ■数ミリ程度のしこりを見つける事ができる

    ■高濃度乳房でもしこりが見つけやすい

    ■被ばくがないので、妊娠中や疑いのある人でも受けることができる

    ■しこりの質的診断がしやすい

    ■痛みを感じることが少ない
    ■石灰化の評価が困難

    ■乳房全体の画像を残すことができないので過去画像の比較が難しい

    ■検診での有効性の確認が確立されていない
  • 細胞診
    細胞診では、がん細胞の有無を調べます。主に、乳頭から出る分泌物の細胞を調べる“乳汁細胞診”と、超音波などの画像を見ながら病変に細い針を刺して注射器で吸い出した細胞を顕微鏡で調べる穿刺(せんし)吸引細胞診があります。からだへの負担が比較的少なく、簡便な検査ですが、診断の確定がむずかしい場合があります。
    検査当日の制限は特にありません。お帰りの際に、2週間後の結果予約をしていただきます。検査結果によっては、違う検査が必要になってくることもあります。
  • 組織診
    組織診では、がんの有無だけではなく性質や種類などの細かい検査が可能です。主に、局所麻酔を行い超音波検査で確認しながら専用の針生検機器で病変の一部を採取し、顕微鏡で調べます。
    針生検には、ばね式のコア針生検(CNB検査)と、たくさんの組織を採取できる吸引式組織生検(VAB検査)があります。ミリ単位の小さな病変で、診断がつきにくい場合にも重用されます。
    検査当日は、飲酒や運動は控えていただき、入浴もできません。翌朝、止血用のガーゼとテープを剝がしてもらい、シャワー浴が可能です。お帰りの際に、2週間後の結果予約をしていただきます。検査結果が判定困難な場合や悪性だった場合には、採取した検体からより詳しい追加の検査を行うことがあります。

検査の流れ

患者様の症状やご年齢などから、医師が必要に応じた検査を以下の順序で行っていきます。

乳腺外来

当院では、がんの確定診断まで可能です。その先の治療についてはご希望の医療機関にご紹介させていただきます。